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少し前になりますが、最後になる5回目の禁煙外来を受診しました。
禁煙自体は順調だったのですが、仕事で予約を何回かキャンセルしたために、前回から随分日が空いてしまいました。予約がなかなか取れないのは、受診する人がそれだけ多いということなのでしょう。
主治医が言うには、きっぱり禁煙できる人はそれほど多く無いそうです。
処方しても禁煙に踏み切れなかったり、失敗を何回か繰り返したり、途中で来なくなってしまったり、色々だとか。
わたしの場合は、予約が取れずに初診日を待ちきれず禁煙を開始してしまいました。
禁煙パッチもほとんど使っていないため、あまり参考にならないかもしれませんが、禁煙外来について書いてみたいと思います。
禁煙外来は、普段から人間ドックで通院している大学病院を選びました。
人間ドックや過去の治療のカルテが保存されている安心感と、カウンセリングや入院によるの自費治療も受け付けているようで禁煙治療のノウハウへの期待感がありました。
後者については、正直なところ期待外れでした。カウンセリングのようなものは一切無し、説明はペーパーを手渡され「あとでよく読んでおいてください。」と極めて事務的、通院しても毎回事務的に呼気CO値と体重を測定され、問診もは「完璧ですね。順調ですね。」5分程度で終わり。
まあ、保険治療なので当たり前と言われればその通りです。
カウンセリング等のより手厚いサポートが受けられる禁煙外来も多いようですので、保険薬の処方以上のサービスを求めるのであれば、口コミ等で情報収集すべきなのかも知れません。
無事5回の受診を終えて卒業証書を手にしたうえでの結論は、「禁煙外来は有効だ」ということです。
理由を以下に書いてみたいと思います。
■理由1 治療薬が処方される
NRT(ニコチン置換療法)には賛否両論あるようですが、わたしはとても優れた治療法だと思います。(理由はまた機会を改めてアップします。)
わたしの場合はニコレットに1万円以上使ってしまいましたが、禁煙外来であれば、5回の受診でパッチを8週処方されても自己負担は1万円強で収まるのではないでしょうか。
処方を受ける受けない、使う使わないは自由ですし、医師からは、ペースに合わせて切り取って使うことを推奨されました。
間違った用法で費用がかさむこともありませんし、パッチやチャンティクス(NRTとは違います)が保険で処方されるのは、やはり大きなメリットだと思います。
■理由2 プロのサポートが受けられる
禁煙を開始すると様々な体調変化があり、なかには良くない(と感じる?)兆候もあります。
わたしの場合は、睡眠障害や口腔内の出来物、喉の不調などが起きました。
また、人間ドックで以前から出ていたいくつかの異常値についても、受診の際に再検査してもらい禁煙により改善していることが分りました。
相手は医者ですから心配なことは相談すれば、他の診療科の受診も含めたそれなりの判断を示してもらえます。
他科を初診で受診しなくても、検査の日程などはその場で決められます。心療内科等との連携も出来ているようです。
主治医がサポートしてくれていると思えば、コーヒー代程度の診察料は、保険料として極めてリーズナブルだと思います。
■理由3 動機付けが出来る
堅苦しいことを言えば、健保を使うということは非喫煙者の方のお金を使わせてもらうということです。
また、通院するには、周囲に伝えて仕事を抜け出す必要があります。
健保が使えるのは数ヶ月だけで、あとは自己負担になります。再度保険を使うには一年間期間を置く必要があります。
病院に行けば、重症患者の方や入院患者の方が沢山居て、治療する場所であることを意識させられます。
このようなことは、通院中はあまり考えなかったのですが、終わってみれば良い意味でのプレッシャー(モティベーション?)になったように思えます。
あとから思えば、最初から禁煙外来を受診しておけば余計なお金と時間を使うこともなかったのではないかと思えます。
禁煙開始直後で不安な方、リセットされた方は、一度受診されてみてはいかがでしょう?
さて。最後の受診を終えて。
いつもは、人間ドックや治療を終えてから、敷地内の喫煙所でタバコを吸う習慣でした。
普段なら仕事している日中の時間に、青空を見ながら、病院に居ることの不思議さ。無事を噛み締めて燻らすタバコの旨かったこと。
帰り際にいつもの喫煙所の横を通り過ぎるときに、もう吸いたいとは思わないのに、懐かしさがこみ上げてきました。
それでも、吸いたいと思わずに、いつもの帰り道を歩いていることを噛み締めました。
吸わない生活は本当に快適だと思えます。
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